下手糞の上級者への道のりは
己が下手さを知りて一歩目

          安西監督(スラムダンク)

まずは
このネタ(you tubeにリンクします)
をご覧ください。

お笑い芸人のジャルジャルのネタです。


ボケの人(名前知りません…)と突っ込みの人と
言葉の解釈がズレてるってネタですね★


ボケの人の解釈も間違ってはいません。
言葉とのズレはありません。

ただ突っ込みの人の意図とズレているんですね。


リハの場面でもこのような場面は多々あります。


突っ込みの人(セラピスト)が
当たり前だろうと思うことでも
聞き手の解釈と
ズレがあれば思ったような意図が伝わらない

ってことを表現しているのではないでしょうか♪


臨床の場面では
果たしてこれはボケの人(患者さん)が
悪いのでしょうか?


患者さんにどうしたら意図を伝えることができるのか?

を毎日、毎回の患者さんのやり取りで
考えないといけない部分だと思います



言葉は便利です


すごく複雑なことを一言にまとめることができます。


たとえば
膝を曲げるとして
自分の意図したような屈曲運動
自己の脳がプログラミングした
大腿四頭筋の緊張を緩め
大腿二頭筋の緊張を高め
それと同時に膝の関節覚により関節角度が変化し

思った速度と思った角度に運動しようとする
フィードフォワード情報と
実際に膝屈曲中、さらに屈曲運動が止まった時の
フィードバック情報にズレがない時に

「思いどおりに動いてる」

という言葉になります



思いどおりに動く



という言葉には
これだけでも
筋収縮、筋の緊張が緩む・高まるといった筋紡錘からの情報
膝関節運動に伴う関節構成体からの関節覚情報
膝に対して足部の位置が変化している・したという位置覚情報
さらにはその変化の速度や強さといった情報
が含まれています

もっといえばそれらの運動イメージも関与しています。


そして

言葉は曖昧です

解釈の仕方によって言葉の意味は無限大に広がります



だからセラピストと患者さんの意図にズレが生まれます



それぞれの患者さんに合った
言葉をセレクトできること


もセラピストの能力ではないでしょうか。


自分の説明が相手に思った通りに
伝わることは難しいのではないでしょうか…

恋愛でも同じです(笑)


だから
筋や関節運動的な考察だけで
アプローチしては不十分だと思いませんか?


you tubeを見て
そんなことを思った管理人でした★


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10月の勉強会の参加のご連絡をぞくぞくと頂いています

いつも多くの先生方の参加本当にありがとうございます
今のところ20名の参加のご連絡を頂いています

特に人数制限は考えていませんが
人数を把握したいので

参加を考えている先生は
早めのご連絡をお願いします。