5/30(日)9:30~16:30(予定)

刈谷市北部生涯学習センター
(愛知県刈谷市)

参加費:500円


★場所にご注意下さい★


テーマは
・転倒
・体幹の認識
・痛みへのアプローチ
・患者心理

の4本です。

余った時間は参加される先生から持ってきてもらった
動画、写真を
講師がその場でどう捉えているかを話そうかと思っています。

動画、写真が持ってこれる先生は
データを当日持ってきて下さい


あとはそこで出た疑問などを活かして
実技も交えながら
参加される先生方の
知りたいことを
講師でサポートできるような
形式にしたいな、と思ってます★

今回は久しぶりに
いつもよりも参加人数が少ないので
自分もできるだけ多くの先生と
直接関われればいいな、と思っています♪

どうぞ何でも遠慮なく言って下さいませ!


ということで
自分は
「患者心理」について
お話させてもらいます。


この講義で伝えたいことは

”患者の立場に立つ=患者の脳を知る”

ってことです。

患者さんの心理を考える、
ということは
患者さんの立場に立って
臨床展開をしていくこと、

だと自分は思っています。

そして患者さんの立場に立つ
ということは
患者さんの
身体イメージであったり
その基盤となる
感覚・知覚や
注意
運動学習の能力を
見極めること
だと思うんですね。

つまりは患者さんの脳を知る
ことにつながるんじゃないか
と思ってます。

患者さんは色んな病院でのリハビリを
受け、ここのリハが良い、悪いなんて
知らない方がほとんどではないでしょうか?

多くの方は思いがけず
事故や脳卒中などで
救急車で運ばれ、
気が付いたらリハビリ…

また何度も入院している患者さんは
一度入院したことがある安心感からか
自宅近くで家族がお見舞いに来やすいこともあり
同じ病院での入院・外来を受けることも
多いのではないでしょうか?


だからこそ
リハの先生がやること、
言うことが
正しい、
と思ってしまいますし、
それが当たり前なんだと思ってる方も
沢山いらっしゃると思います。


だからこそ
セラピスト側から
患者さんに歩みよっていかないと
患者さんの本当の気持ちや
感じていること
は出てこない気がします。

患者さんとセラピストの
治療展開、ゴール設定は
患者さんの望んでいるものでしょうか?

そもそも
患者さんのリハに対して
望んでいることは何でしょうか?

これをちゃんと
患者さんに聞いているでしょうか?

勝手に自立して歩行できるように、
なんてゴールを決めていないでしょうか?

整形の患者さんでは
自立よりも
まずは痛みのないことが優先される患者さんも
いるはずです。
痛いからパフォーマンスが発揮できず
歩行が自立できない
積極的に動こうと思えない
患者さんもいるんじゃないでしょうか?

患者さんの心理を
置き去りにして
機能ばかりに目が向いてしまう
セラピストを時折目にします。

自分が患者さんだったら
キレてしまいそうです。

自分が患者さんの立場だったら…

という視点を持った先生は
どれくらいいるでしょうか…


学生時代の
実習ではあまりそうゆうことを
教えられません

機能とADLの関連性を
うまく考察できれば
大抵合格です。


だからこそ、
動作の問題点を
運動機能の問題としてしか
捉えられないセラピストが
多いのでしょうか?

自分は患者さんの立場に立つ
ってことを
認知運動療法を通して学びました。
というか
気づかされました。

1年目の終りですかね。

これが自分の最初のターニングポイント
だったと思っています。

この講義を通して
機能を考える前に

患者さんの心理を考える
患者さんの立ち場に立つ

ということの大切さを
少しでも伝えられたら
と思います★

こんな本が面白いかしらね