本日は60名を越えるご参加、誠にありがとうございました★



本日ご参加された方で
資料をご希望の方は…

****資料希望の方****
・ブログ左の管理人にメールより
・メール:必ずパソコンのメールアドレスを記載
・件名:3月Bridge資料希望
・本文:氏名と勉強会の感想を書いて下さい

**************


多くの参加者の方からご感想、ご意見を頂いております。

お褒めの言葉もあり、あとはマイクがあった方が…人数はもう少し少ない方が…など有り難いご意見も頂きました。
本当にありがとうございます。


会場の問題もあり、マイクが使用できなかったため、後ろの席の方にはご迷惑をおかけしました。

http://ameblo.jp/sasasakai/entry-11791180640.html

http://ameblo.jp/taikibansei-aburafuchi/entry-11791582498.html

ご感想をブログに書いて下さった方もいます。ありがとうございます。

関東からも来る価値があるなんて…嬉しい限りですね。


今回ははじめは臨床動画を中心に提示して話をしようと思っていました。


でも最近、少し疑問に感じていたことがありました。

それは技術的な部分に偏りすぎていないか?ということです。


もちろんリハ場面で変化を出すことは大切です。

即時効果の大切さはブログでも、勉強会でも伝えています。

介入前後で変化がなければ介入効果はないのではないか?
介入前後で変化がないのに、1週間後に良くなっているのであれば
それは自然回復や患者さん自身の努力の結果だと。

そして去年は実技中心に勉強会をしてきました。
目の前の人を目の前で変える。

そのために評価をし、仮説検証を繰り返し、抽出された問題に対して
どう介入し、そして介入前後で変化を出す。


もちろんこれは大事だという思いは変わりません。


でもこれはリハビリの一部でしかありません。

変化が一時的であれば生活は変わりません。

そして介入による変化が良い変化なのか、それとも悪い変化なのか?
その判断基準を持つことの大切さを伝えました。


良い変化が出た場合にどう患者さん自身で再現できるように導くか

定着、ここまで関わることが必要だと伝えました。


そしてリハ場面以外での定着をさらに促すために病棟スタッフとの連携が必要です。

リハは生活のための準備だと思います。

より良く動く。
動くことに自信を持つ。
動けることに喜びを感じてもらえる。
病前やっていたことがやりたい、という希望につながる。

そのための準備です。

そして予後予測など知見を知った上で関わる。

基礎知識や知見が必ずしも皆に当てはまる訳ではありません。

でも当てはまっているのか、いないのかは
基礎知識があるからこそ判断できるんじゃないでしょうか?

個別性は必ずあります。
臨床では個別性や個性を大切にする必要があります。

でも良くなっていかないのを個別性のせいにするのは違うと思います。

実践能力は大切です。
でも実践能力を支えるのは基礎知識です。
フィーリングで上手くできる人もいます。
でもフィーリングでは後輩に上手く伝えることができません。
フィーリングでは患者さんに上手く伝えることができません。

共通のツールとなるために基礎知識は必要です。

今後も皆さんが知識をよりよく活用できるようになるきっかけ作りに勉強会を続けていきます。


今後ともよろしくお願い致します。