f227481d.jpg




本当に素晴らしい日でした。

まずは、昨日、今日とご参加頂いた、のべ150名ほどの
参加者の方々、

鯨岡先生、

脳卒中の当事者であるお二人の方々、

本当にありがとうございました!!!



医療福祉業界のコーチングの第一人者、鯨岡先生と
脳卒中の2人の当事者の方の心の声。

僕達セラピストは患者さん、利用者さんやその家族、
後輩、部下に対してどう関わるべきなのか?


深く考えなおすとともに、
自分の言動を反省する、良い機会になったのではないでしょうか?


鯨岡先生からは

後輩の潜在能力を信じること、
そしてそれを上手く引き出せるよう、手助けすることの大切さを学びました。


この後輩はきっとできる!

やる気スイッチをどう見つけ、気づき、本人がスイッチを入れることができるのか?


後輩に対して、
先輩から答えをあげるようないわゆるアドバイスは、

コーチングではない!!

と鯨岡先生はおっしゃられていましたね。

答えをあげる、アドバイスをするということは


後輩の中に答えはない、と決めつけていること。


さらに答えをあげてしまうことで、

後輩自身が自分で答えに行き着くためのプロセスや方法を
獲得することができなくなってしまう。

また同じような壁にぶつかった時に、
また先輩に頼ることになってしまう。


答えではなく、
そのための方法に後輩自身が気付けるように
促すこと。


このような関わりが大切なんだと思います。



b555d755.jpg



そして、脳卒中になられたお二人のお話。

これまでの経緯と

その時のお気持ち、

どれほどショックを受け、悩み、
そしてどのような出会いや関わり、言葉がターニングポイントとなり、

病気や麻痺、という現実に向き合えるようになったのか


脳卒中になられた方にしか分からない現実。



そして今日のお二人は


現在Bridgeの事業を直接運営している
FJStar株式会社の山本が担当していた方。


何度も山本への信頼と感謝の言葉が聞け、

親友としても、誇らしくそして嬉しく思います。


その信頼関係があるからこそ、

今日、このような場にも出てきてくださったのだと思います。



お二人からは沢山の素晴らしい言葉を頂きましたね★


「助けることがリハビリではない」

医療従事者はみな優しく親切。何でもしてくれる人も多い。
家族も良かれと思って、本人ができることすらやってしまう人もいる。

でもそれは本人ができることをやるチャンスを奪っているかもしれない。

周囲の人の優しさが、
実は本人の回復ややる気を奪っているかもしれない。


「他力本願ではなく、自力本願」

良くならないことを他人のせいにしてもしょうがない。
病気や麻痺に向き合うのは、あくまで脳卒中になった自分自身。

そして私たちセラピストは
どう向き合ったら良いのか

どのように壁を乗り越えていくのか

どの位の壁なら今乗り越えられるのか

上手く患者さんの能力を見極めながら
段階的い乗り越えられるような課題を設定、提案していく必要がある。


そして写真のように、

鯨岡さんからお二人に

「どんなセラピストを患者さんは望んでいますか?」との質問に

お二人からは、

優しいだけではダメ。
時には厳しく、
後押ししたり、引っ張ってくれることも必要。


介入の意味や目的を説明してくれる。
質問したことに納得いくよう、
納得できるまでちゃんと説明してくれる。


色んな勉強をし、常に学び続けるセラピストなら信用できる。


また、
まずは技術うんぬんよりも、
やる気を引き出せる、信頼を基盤とした
関係作りが大切だ、

とのお言葉を頂きました。



本当に反省し、学ぶことだらけでしたね。


そしてやはり、

知識、技術は当然のことですが、

人対人

である限り、

信頼関係


ということがまず大前提にあるんだな、ということも再認識することができました★


今後もBridgeは

様々な分野の方に、より良い医療・介護現場を創りだせるよう、

今後も活動していきます!!


いずれ自分の関わった方にも
お話していただきたいな、とも思います★


今後とも、どうぞBridgeをよろしくお願いいたします。


そして

鯨岡先生、お二方…

素晴らしい時間を、本当にありがとうございました!!