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ついに1/24からBridge実践能力向上プロジェクトである、
Link 第2期が始まります!! 
残りあと1名です!!!
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●テーマ:「立位の評価と介入」




ということで本題。

使える股関節シリーズ


2-1 運動と視覚・言語の関係性(記事にリンク)

2-2 OKCとCKCでは入力情報が異なる(記事にリンク)

2-3 OAと骨折患者の違い(記事にリンク)

2-4 患者心理は運動パターンを変化させる


では本日はシリーズ最終回「患者心理は運動パターンを変化させる」です!!
最後にシリーズのまとめもあります!!


2-4 患者心理は運動パターンを変化させる
 

骨折、術後の患者は痛みだけでなく上手く動かない、力が入らず立てない、立てたとしても患側に荷重をかけようとするとグラグラして支えられそうにないといった経験をします。そしてその経験は痛みや転倒の予測につながり、日常生活において患者は患肢を「使えない」「使いたくない」といった心理状態になってしまうのではないのでしょうか?


そしてその思いは患肢の積極的な不使用・不参加を生み出します。その不使用・不参加は股関節を使わないようにするだけに留まりません。下肢全体の荷重反応パターンが変わることで、膝や足部も本来の働きを失い、機能低下が起こります。その状況で日常生活を過ごす中で下肢全体の機能低下はさらに進み、「使えない」「使いたくない」という思いから、不使用・不参加が強まる...という悪循環に陥ります。



「自分の身体を信用できなくなる」


これが運動器疾患、中枢神経疾患に関わらず、動作能力や、モチベーションを低下させる大きな要因だと考えています。
もちろんそれは出力や入力の問題なのか、患者さんの身体的、心理的な個性が影響しているのか、環境要因が関係あるのか、その中でも一番大きな問題は何なのか、即時的に解決可能な問題と時間をかけて解決していかないといけない問題は何かなどなど…を評価し、介入に活かす必要があります。




【使える股関節シリーズ:まとめ】

◆視覚や言語的な手がかりで上手く動けない患者は、今の自分の身体を上手く感じ取れないという問題を抱えている。
 

◆OKCとCKCでは同じ筋の収縮を行ったとしてもそれに対する入力情報は異なる。特に荷重・支持に関係するCKCにおいては出力(筋収縮)ー入力(足底の圧変化、下肢のブレのなさの感知) 関係の構築が必要になる。
 

◆同じ股関節障害であっても骨折とOA・THA患者では痛みの感受性・意味付けとボディイメージの視点から考えるとアプローチは大きく異なる。
 

◆痛みや機能低下により患者は患肢を「使えない」「使いたくない」という心理状況に陥る。その思いは患肢の積極的な不使用を生み、さらなる機能低下...という悪循環へつながる。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 



何となく臨床を考える全体像は伝わったでしょうか?

自分の臨床についての大きな部分が何となく伝われば幸いですし、こんな解釈や価値観で臨床に取り組んでいるだ、という一つの参考になれば、幸いです!


では次回からは、具体的な評価とアプローチをどしどし出していきます。





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★今後のBridgeセミナーのお知らせです


【セミナー①:2/7愛知】
脳卒中の運動麻痺に対する介入 実践編

まだ、参加枠は空いております。ご興味のある方は、是非お申し込みください。
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2/7脳卒中デモセミナー:お申し込みフォーム

2/7(日)
   下肢の評価と介入
10:00〜15:30(受付9:30〜)
「脳卒中後の下肢の立位と歩行の評価と介入の実際」

会場:刈谷市産業振興センター 505会議室

予定:(脳卒中当事者の方は午前中のみです)
10:00−10:15 小松より脳卒中当事者の方のご紹介
10:15−11:15 参加者による評価と介入
11:30−12:30 小松の評価・介入デモと希望者との共同実技

13:30−14:00 参加者からの質疑応答
14:10−15:30 質疑応答に即したデモ実技

お申し込みはこちら
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1/10、2/7脳卒中デモセミナー:お申し込みフォーム

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【セミナー②:1/24、2/21、4/10愛知】

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●テーマ:「立位の評価と介入」
 
●内容:各10:00-15:00(受付・準備9:30~)

1/24(日)
立位の評価のために
 会場:刈谷市産業振興センター 504会議室

2/21(日)
立位の介入のために
・立位の獲得のために必要な知識の整理
・立位の獲得のためのハンドリング
 会場:刈谷市産業振興センター 505会議室

4/10(日)
・歩行の獲得のための立位でのアプローチ
 会場:刈谷市産業振興センター 505会議室

Link第2期詳細(クリックにてリンク)

お申し込みはこちら
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