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前回のその①の記事

http://bridge.dreamlog.jp/archives/1061458786.html

では、

良い姿勢=左右対称

説に疑問を呈しました。



利き手、足、内臓の位置から左右対称は厳密には難しい。

ただ左右の重量バランスが取れていることは、関節や筋への負担からすると効率は良いと言えますね。



では運動器疾患、例えば下肢の骨折や脳卒中により半身が麻痺してしまった場合、姿勢の左右対称性はどう考えたら良いのでしょうか?


僕は、


最終的には姿勢の対称性に近づくことは良いこと。

しかしそれをあまりに早期に求めることはどうなんだろう?



という考えです。


下肢の骨折や脳卒中片麻痺の方の多くは、座位や立位姿勢において左右非対称な姿勢が目立ちますよね。



そこで前回記事より…

脳のネットワークは非常に複雑で、様々な情報を処理し、そして運動指令が出され、筋収縮となり、見た目に見える関節運動を生み出し、
それが姿勢や運動として表現されます。



すごーくざっくり言いますと、


非対称な姿勢には、理由や原因がある。


ということ。



ちょーー当たり前のことですね。



患側の下肢に痛みがあってかけたくなかったり、

下肢に力が入る感じがしなかったり、

そもそも脚がどこにあるのか、どうなっているのか感じ取れなかったり、



全然、受傷・病前とは違う感じがする脚に昔のようにいきなり体重を預けられますか?

ということですね。



健側と比べて明らかに同じと感じられない脚を、健側と同じように使えというのが無茶です。


それができるのならセラピストの介入は必要ありません。


また姿勢を強制的に左右対称にして、あとは頑張れ!というのももちろん違いますよね。


健側と同じように使え、というなら
そもそも健側…普通の脚は

どう体重を支えているのか

そして体重を支えているとはどう認識しているのか

を介入するセラピストが知らないといけません。


一か八か無理やり体重をかけさせ、上手くいったらラッキーではダメですよね。



身体の使い方、病前の座る、立つための身体の使い方を再学習するためにセラピスト必要です。


患者さん自身が、患側と健側が同じように動かせ、感じられるようになった結果、対称的な姿勢につながると僕は考えています。


そこで、患者さん自身が座っていること、立っていることをどのように感じているのか?ということを考えることが大切です。



そしてその前に、
あなたはなぜ座っている時に座っていることが分かるんですか?

立っている時に立っていると認識してるんですか?

そのためには何が必要ですか?


この仮説をしっかりと立てる必要があると思います★